2012年5月13日日曜日

[VBScript] MsgBox関数


■構文
MsgBox(prompt[, buttons] [, title] [, helpfile, context])

■説明
ダイアログボックスにメッセージを表示します。戻り値としどのボタンがクリックされたのか整数値を返します。
第一引数:ダイアログボックス内に表示する文字列を指定します。
第二引数:(省略可能)表示されるボタンの種類、アイコンのスタイルなどのダイアログボックスの仕様を指定します。
・第1グループ:ボタンの種類
定数内容
vbOKOnly0[OK] ボタンのみを表示します。
vbOKCancel1[OK] ボタンと [キャンセル] ボタンを表示します。
vbAbortRetryIgnore2[中止]、[再試行]、および [無視] の 3 つのボタンを表示します。
vbYesNoCancel3[はい]、[いいえ]、および [キャンセル] の 3 つのボタンを表示します。
vbYesNo4[はい] ボタンと [いいえ] ボタンを表示します。
vbRetryCancel5[再試行] ボタンと [キャンセル] ボタンを表示します。

・第2グループ:アイコンの種類
定数内容
vbCritical16警告メッセージ アイコンを表示します。
vbQuestion32問い合わせメッセージ アイコンを表示します。
vbExclamation48注意メッセージ アイコンを表示します。
vbInformation64情報メッセージ アイコンを表示します。

・第3グループ:標準ボタンの指定
定数内容
vbDefaultButton10第 1 ボタンを標準ボタンにします。
vbDefaultButton2256第 2 ボタンを標準ボタンにします。
vbDefaultButton3512第 3 ボタンを標準ボタンにします。
vbDefaultButton4768第 4 ボタンを標準ボタンにします。

・第4グループ:モーダルの設定
定数内容
vbApplicationModal0アプリケーション モーダルに設定します。メッセージ ボックスに応答するまで、現在選択中のアプリケーションの実行を継続できません。
vbSystemModal4096システム モーダルに設定します。メッセージ ボックスに応答するまで、すべてのアプリケーションが中断されます。

・その他
定数内容
vbMsgBoxHelpButton16384ヘルプ ボタンを追加します。
VbMsgBoxSetForeground65536最前面のウィンドウとして表示します。
vbMsgBoxRight524288テキストを右寄せで表示します。
vbMsgBoxRtlReading1048576テキストを、右から左の方向で表示します。

第三引数:(省略可能)ダイアログボックスのタイトルを指定します。
第四引数:(省略可能)ヘルプファイルの名前を示す文字列を指定。この引数を指定する場合、第七引数(context)の指定も必要となる。
第五引数:(省略可能)ヘルプ トピックに指定したコンテキスト番号を表す数式を指定。この引数を指定する場合、第六引数(helpfile)の指定も必要となる。

戻り値
定数内容
vbOK1[OK]
vbCancel2[キャンセル]
vbAbort3[中止]
vbRetry4[再試行]
vbIgnore5[無視]
vbYes6[はい]
vbNo7[いいえ]


■サンプルコード
Option Explicit

'第一引数のみ指定
MsgBox ("表示する文字列")

Dim Result
'ボタンの種類を指定
Result = MsgBox("表示する文字列", vbOKCancel)

'ボタンの種類+アイコンの種類
Result = MsgBox("表示する文字列", vbOKCancel + vbInformation)

'ボタンの種類+アイコンの種類+デフォルトボタンの指定
Result = MsgBox("表示する文字列", vbOKCancel + vbInformation + vbDefaultButton2)

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